研究

私の研究の内容についてご紹介

deda

さて、私は研究者としてこのような事を行っています。下記をご覧頂ければ大変うれしく思います。

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メインの研究は

「・GPSデータから算出される数値の分析です。」

この2025年3月、私が所属するフットボール学会で発表も行いました。

22ndフットボール学会@中京大学です。

この際は、「主観的疲労感がスプリントパフォーマンスに与える影響について」という題で講演しています。

その全文はこちらから閲覧可能です。

結論としては、疲労感が高いとスプリントパフォーマンス(スプリントや加減速)に影響を及ぼすという内容です。

そのため、試合でしっかり強度の高いスプリントを出すためには、疲労感が低い方が出るという事です。試合に向けたテーパリング戦略が必要であると結論付けさせて頂きました。

※20名の男子・サッカー部の高校生(県大会で上位に入るレベル)・1年間のデータを扱っています。

研究の礎として

その結論に至ったのは、大学院時代に研究した内容が基になっています。(右は、担当指導官の山崎教授です。)

私は大学院時代の修士論文では、「主観的運動強度と客観的運動強度の相関性」というテーマで執筆しています。

結論をダイジェストにお伝えしますと、主観的に感じている運動強度と実際の運動強度(GPS)データには相関性があるのかという研究です。

結論としては、相関性が強いという結果が出ました。要は、主観的にしんどいと感じていると客観的に出る数値にも同様に関係があるという事です。

その研究の過程で、主観的に感じている運動強度とは別に疲労感というものも何か関係性があるのではないかと思い始めました。

そして、実際に同じように統計ソフトにかけてみると見事にスプリントパフォーマンスとマイナスの相関性を見せました。マイナスということは、疲労感が高まるとスプリントパフォーマンスが下がるという事です。

試合で良いパフォーマンスを出すためには、疲労感と抜くことが重要と示唆されました。

結果、テーパリングを行う必要性があるという事にたどり着きました。

それが、下記のブログの内容とリンクしていきます。

・サッカーに絞ったテーパリングに実際について

・サッカーにおけるテーパリング研究研究5選について

・サッカーにおける試合直前の調整方法論文4選

今後のGPSの活用について

まだまだ日本のサッカー界では、少ない考え方かと感じています。その為、先行研究では海外の研究が多いです。

しかし、このような記事もあり少しづつ浸透してきているのではないでしょうか。

J2札幌がパフォーマンスコーチを新設

今後もこのような記事が増えてくるのはないでしょうか。

そのために、下記のようなサービスを作りました。是非、お試し頂ければと考えております。

サッカーGPSデータの分析をサポートします。

よろしくお願いいたします。

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